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羊務執筆者党

新刊案内など様々な情報をお伝えします。なお当サークルは男性向ジャンルのため18歳未満の方の閲覧を堅く禁じます。

「ヤマト2202純愛篇」を観た!

10月30日(月)、「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第三章 純愛篇」を観てきました。


つまらなくはないが、“面白かった!”と手放しでは言えないアニメ。
全編に微妙に漂う“ヤマトはコウジャナイ”感。良く言えば今様の作品。
“ヤマトをこんなにしやがって”と、ヤマト・クラスタのひとりとして観た後に腹が立つた
前作「2199」のようなワクワク感が全く無く、娯楽作品としては失敗だと思う。円盤売れるのだろうか?

福井晴敏は何かのインタビューで「『ガンダム』より『ヤマト』の方が(設定などの)“縛り”がなくて楽」という旨の発言をしていたが、「ヤマト」を舐めていると思う。
実は「ヤマト」の方が劇中の設定云々ではなく、大きく抽象的な作品としてのイメージといった縛りが強い。それを見抜けないのは愚かといっていい。

メカなどの大きな見せ場が無く、全体的に地味で章立てのバランスが悪い。それ故か、さすがの私でも2度観るのはシンドく感じた。たぶん多くの人がそう感じるのではなかろうか?

冒頭、名曲「白色彗星」がBGMで流れるが、画面ではそれに合わせてサーベラーがパイプオルガンのような楽器を弾いていた。
劇中のキャラがBGMに合わせて楽器を演奏するというものは、他のアニメでも散見する技法であり否定しない。
が、「ヤマト」ではやってほしくなかった。
陳腐な感がしてならず、格調の高さや重厚感がないのだ。
さらに「ヤマト」の音楽は完成度が高いため、このような卑俗ともいえる作劇は合わず行うべきではない。

それもありガトランティスが大宇宙を制する強大な帝国という印象を受けず、単なるカルトな集団に矮小化されているのに怒りを覚える。 

古代進が抑鬱状態キャラのような気がしてならず見るに堪えない。
ホント、ヤマトらしくない。

ガミラスの叛乱軍が登場するが、この艦隊の旗艦がゼルグート級… あんな超弩級戦艦を叛乱軍ふぜいが入手できるのか?
叛乱軍の旗艦ならばガイデロール級かハイゼラード級、マニアックに表現するならメルトリア級となるはず。観ていて非常にバランスが悪かった。
「宇宙戦艦ヤマト」の“肝”である艦隊描写が相変らず大味で、設定が生かされていない。これは致命傷だろう。演出の悪さが要因。

興行不入りか円盤売れずで「2202」は制作中止にならないだろうか。それほど私の評価は低い。
羽原信義は演出家としては凡庸で「ヤマト」に向かない、せめて監督交代してほしい。
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  1. 2017/12/01(金) 22:45:06|
  2. 前多昭彦の日記(宇宙戦艦ヤマト)
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「ヤマト2202嚆矢篇」を観た!

先週の土曜(24日)から「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章 発進篇」が公開されました。
「第二章 発進篇」について語る前に、UPしたつもりでしていなかった「第一章 嚆矢篇」の感想をUPします。

いつも通り一言で述べると「まあ面白かった」というところです。

ただ「『ヤマト』ってこんな風だったっけ?」という、いわゆる「微妙感」(違和感)が感じられました。
それが端的に表れているのが、第1話冒頭の戦闘シーンです。火焔直撃砲の描写の雑さ、ガミラスおよび地球艦隊の艦艇の種類が乏しい、BGM・効果音の使い方や絵コンテのきりかたに工夫が無いなど「ヤマト」ならではの詳細な設定が生かされていない大味なシーンに思えます。
この戦闘シーンの完成度がこの「ヤマト2202 愛の戦士たち」ゆくえを暗示しているように思えてなりません。

しかし、当篇は全26話(予定)のまだ1話と2話なのですから、まだなんとも言えないのも事実です。
まさに「海のものとも山のものともつかない」といったところでしょう。
  1. 2017/06/29(木) 11:43:57|
  2. 前多昭彦の日記(宇宙戦艦ヤマト)
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福井氏起用に反対

「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」ではシリーズ構成・脚本に福井晴敏が起用されていますが私はこの人事に反対です。

福井作品で読んだもしくは見たものは「機動戦士ガンダムUC RE:0096」のみですが、ハッキリ言って嫌いな作家です。
というのも、友人が福井晴敏による「∀ガンダム」のノベライズを読み、富野由悠季監督の意向を無視したその展開に憤激していました。確かに聞いてみると、ディアナのラストの扱いは怒りを通り越してショックでした。私は「∀ガンダム」の大ファンなのでなおさらです。「機動戦士ガンダムUC RE:0096」も面白いとは思いません。
これはあくまでも私の独断と偏見ですが、彼の作品にはなにやら今様のいわゆる「鬱展開」の“におい”がしてなりません。よって、私は福井晴敏の作風に嫌悪感を覚えます。

その彼にこれもまた私が大ファンである「宇宙戦艦ヤマト」任せるというのは、「2199」では無かった、失望と不安が生じます。
例を挙げると加藤翼の設定、子供をここまで追い詰める… つまり悲劇にする必要があるでしょうか? 「ヤマト」らしくないように思えます。
キャラが次々と死んでいき“鬱展開アニメ”の嚆矢ともいえる「さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち」と同じく、「愛の戦士たち」がタイトルに含まれているのも不安になります。

「全話見ないとまだなんとも言えないだろう」というのは正論でしょう。
不安と、そして期待の中で見続けていくしかありません。
※文中敬称略
  1. 2017/06/25(日) 11:49:57|
  2. 前多昭彦の日記(宇宙戦艦ヤマト)
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ザ・ピーナッツと宮川泰とヤマト

昨日3月21日は宮川泰の命日です(2006年没)。
それを意識した訳ではありませんが、徒然からYouTubeでザ・ピーナッツの映像(歌)をいくつか視ました。
私などが言うのはおこがましいですが、改めて聴くと本当に巧いですね。ハーモニーが美しい。もうこういう歌手は現れないでしょう。

数曲聴いた中で最も印象に残ったのが「恋のフーガ」です。
これは2人の歌唱力の高さも相まって現在でもまったく遜色ありません。メロディーラインが素晴らしい。作曲はすぎやまこういちですが、編曲は宮川泰!
後の山口百恵の阿木燿子・宇崎竜童の様に、ザ・ピーナッツというと作詞:岩谷時子、作曲:宮川泰のヒットメーカー・コンビです。

その宮川泰にアニメである「宇宙戦艦ヤマト」のOP・ED曲のみならず、劇伴まで依頼したのですから(「ヤマト」の前にアニメ「ワンサくん」が宮川泰担当という例があるものの)、西崎義展という人物の辣腕振りが窺えます。

西崎義展の功績はもっと客観的に考察されるべきでしょう。
かく言う私はヤマト・クラスタの西崎派です。

※文中敬称略
  1. 2015/03/22(日) 21:05:08|
  2. 前多昭彦の日記(宇宙戦艦ヤマト)
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ヒス退場

40年前の今日16日、つまり昭和50(1975)年3月16日(日)は「宇宙戦艦ヤマト」の第24話『死闘!神よガミラスのために泣け!!』が放映された日です。
ガミラス星での本土決戦が佳境に入る回です。
海中の地下火山脈を波動砲で撃ち地上に大火山活動を誘発し浮上したヤマト。次々に噴火していく地上の火山群を見た総統デスラーは狂乱状態になり、ヤマト対し天井都市の全ビルによるミサイル攻撃を命じます。
命令を聞いて驚愕した副総統ヒスは、意を決してついにデスラーに進言します。
《》デスラーのセリフ
『』ヒスのセリフ

『総統、お願いです。もうやめてください』

《なにい》

『まだお気付きになりませんか、大ガミラスといえども敗れる事はあったのです。これ以上の戦いはガミラスの自殺行為です。やめてください。そして、遅まきながらヤマトとの和平を、話し合いによる地球との共存の道を、総統…』

〈銃声〉

じゃんじゃんじゃんじゃん じゃんじゃんじゃんじゃん じゃーーーん♪

ヒスはデスラー自らの手で銃殺されてしまいます。
独裁者という狂人に仕えた良識人の末路… と言ってしまうのは酷でしょうか? ヒスは嫌いなキャラではありませんが、太鼓持ちとは言い過ぎかもしれないものの、小心翼々とデスラーに仕え、結局、尊大な独裁者の引き立て役にすぎなかったという気がしてなりません。

一方リメイク作「宇宙戦艦ヤマト2199」ではガラリと変ります。
第23話「たった一人の戦争」で、デスラーは第二バレラスの一部である633工区をバレラスの総統府へ落下させようとします。
それに対しヒスは怒りを発して叫びます。

『これが、これが、指導者のする事かデスラァァァァ』

ネットには“ヒス副総統40年越しの憂さ晴らし”なんて書き込みもありましたがそれはさておき、“お飾り”と呼ばれた副総統ヒスが、最後にデスラーの所業に怒り怒声を発するという展開も面白味があり良かったです。
ヒス副総統
  1. 2015/03/16(月) 19:43:08|
  2. 前多昭彦の日記(宇宙戦艦ヤマト)
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プロフィール

前多昭彦

Author:前多昭彦
【羊務執筆者党】
ようむしっぴつしゃとう〈略称SSP〉

昭和62(1987)年8月14日(金)結成。アニメを初めとしたパロディ作品を主とする男性向同人誌サークル。これまでの発行物は当ブログの「羊務執筆者党アーカイブス」を参照のこと。
平成20年から前多昭彦の個人サークルとして活動再開。

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